私たちの理念「歳をとっても、病気になっても、障がいがあっても安心して暮らせる地域社会をつくる」ため、特定非営利活動法人として社会的責任を果たすとともに、市民参加型だからこそできる、市民相互の助け合いの街づくりをめざしています。
ミッションと事業性を両立させる組織運営のために、ぐるーぷ藤では3つのプロジェクトを展開しています。
- NPOらしい評価システムの構築をめざします ⇒ 自己評価・役員評価・相互評価
- 各部門各年代及び外部実務経験者によるメンバーで構成
- 働く人の励みになり、専門性の評価、異議申し立てができるシステム構築 ⇒ 評価シート名称 DBU(Dialogue for Brush-Up)
- 新しい事業展開を見据えた、系統的な研修システムの構築を図ります
- 個人の研修計画の策定と評価 ⇒ 経験やスキルにあわせた体系的な研修計画をたてて、個人評価へとつなげます
- 集合研修の実施と参加者への評価をします
- ほぼ3年ごとに役員の報酬をメンバーで討議し答申を出します
- 部門管理者及び主任等代表者の業務を知る立場にいる人で構成されます
- 運営状況に照らし、市民事業的報酬を検討します
- 代表者の職務を、より具体的にメンバーが共有します
子どもの生活支援事業 こども♬まるだい
高齢者も、子どもたちも、子育て中のママも、障がいのある方も、どなたでも気軽に立ち寄れる「地域の縁側」です。体操、麻雀、フラダンスなど、どなたでもすぐに参加できるミニデイの開催、月曜日から金曜日には野菜たっぷり大好評の330円のランチ、また、医療、介護、子育てなどの相談窓口として、地域のお困り事に対応しています。
どなたでも利用できる地域の居場所とした機能はもちろんのこと、認知機能や身体機能の低下した方を地域包括センターや民生委員につなげたり、利用者同士が助け合ったり、子育て世代とのふれあいなど多世代交流の場にもなっています。
まるだい食堂の厨房スタッフやミニデイの講師は有償ボランティアです。また、地域の子どもの生活支援「こども♬まるだい」も定年退職者を中心に教員経験者による有償ボランティアで支えられています。こうした事業こそが市民が求めているものであり、安心して暮らせる社会づくりに結びつくものです。市民が市民を擁護することが私たちのミッションだと考えています。地域の課題はそこに住んでいる人だからこそ理解し、解決の糸口を探ることができるのです。
私たちが一番大切にしているものは、自分らしく生きる上で公的なものでは対応できない事業であり、ぐるーぷ藤発足の時から行っている「本来事業」です。「たすけあいサービス」は、産前1ヶ月、産後6ヶ月のお手伝いを1時間500円ワンコインで支援します。「ふれあいサービス」では手助けを必要としている高齢者や、子育て中の方などに日常的な家事や介護保険ではできない支援をします。
※現在はサービスを提供していません。
地域に開かれた福祉マンションのシンボルとして、どなたでも気軽にご利用いただけるレストランです。
ハワイ語で、オハナは「家族」、マハロは「ありがとう」という意味です。アットホームな雰囲気のなかで、日替りランチを中心として、午後のティータイムにもご利用いただけます。
私たちが1992年に市民による福祉活動をはじめた後、国の社会福祉政策も法の改正がされ様々な変更がありました。2000年度より介護保険事業がスタートし、高齢者福祉は一歩前進しましたが、障がい者福祉や子育て支援は立ち遅れていました。
そこで「ぐるーぷ藤」の設立10周年記念事業としてボランティア活動「すみれ」を立ち上げ、ぐるーぷ藤一番館や知的障害者施設へのボランティア活動を行いながら、制度の谷間にあって対応が難しい支援に対して、柔軟性のある活動をすすめています。2008年度ぐるーぷ藤より独立し「ボランティアすみれ」となりました。