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理念とミッションの実践

Philosophy and mission
理念とミッションの実践

私たちの理念「歳をとっても、病気になっても、障がいがあっても安心して暮らせる地域社会をつくる」ため、特定非営利活動法人として社会的責任を果たすとともに、市民参加型だからこそできる、市民相互の助け合いの街づくりをめざしています。

Unchanging feelings
ぐるーぷ藤の変わらぬ思い

「歳をとっても病気になっても障がいがあってもいつまでも自分らしく暮らせる街を創りたい。」これはぐるーぷ藤の立ち上げから変わらない理念です。お互いさまの気持ちを大切にという思いで、地域住民同士の助け合いを目ざしています。

そのために3つのミッションを掲げています。

  1. 安心して暮らせる地域社会を創るため、市民相互の助け合いの街づくりを進める
  2. NPO法人として社会的責任を果たすとともに、共に街づくりを行うため行政の政策提言を行う
  3. 市民事業で働く仲間の福利厚生を充実させ、自ら働きやすい職場環境を創っていく

市民参加により自分たちの暮らしやすい地域社会を創るための拠点、主導的役割を担う組織として、ぐるーぷ藤を位置づけています。

Three pillars of management
ぐるーぷ藤の「運営の3本柱」

ミッションと事業性を両立させる組織運営のために、ぐるーぷ藤では3つのプロジェクトを展開しています。

01.
評価プロジェクト
02.
研修プロジェクト
03.
役員報酬検討プロジェクト
Three pillars of learning
ぐるーぷ藤の「学びの3本柱」

ぐるーぷ藤では、“理念の共有”と“介護力の向上”を目標とした体系的な研修システムがあります。
メンバー全体に向けての研修、外部に向けての公開講座、各部門でそれぞれの習熟度に応じた研修等を計画的・有機的に組み合わせて実施しています。そして、スキルアップしたスタッフへの評価へとつなげています。また、勤務時間の調整、費用の一部補助等、研修に参加しやすい環境作りを大切にしています。

01.
理念と思いの共有

理念の継承と介護に対する“思い”の共有のための研修があります。

~研修よりご紹介~
全スタッフ参加の「理事長と語る会」を定期的に開催しています。同時期入会者でグループを組んだり、あえて入会時期が違うグループ作りをしたりと毎回工夫しています。ぐるーぷ藤の初期はどのような思いで運営していたのかや今のケアで感じていることなど話し合う等、理事長、スタッフ間で双方向のコミュニケーションができる場です。

02.
スキルアップ
スキルアップ

介護力のスキルアップを目的とした研修です。
スクール形式の講義・実技の他にも、運営報告会や各部門会議の時間内に毎回研修を盛り込む等、効率的・実践的な研修となるよう工夫しています。

福祉資格取得を目的とした研修、個別指導も実施しています。

03.
これからの介護

地域福祉にも グローバルな視点が重要であるとの考えから、海外研修のサポートシステムがあります。

地域ささえあいセンター ヨロシク♪まるだい
子どもの生活支援事業 こども♬まるだい

高齢者も、子どもたちも、子育て中のママも、障がいのある方も、どなたでも気軽に立ち寄れる「地域の縁側」です。体操、麻雀、フラダンスなど、どなたでもすぐに参加できるミニデイの開催、月曜日から金曜日には野菜たっぷり大好評の330円のランチ、また、医療、介護、子育てなどの相談窓口として、地域のお困り事に対応しています。

どなたでも利用できる地域の居場所とした機能はもちろんのこと、認知機能や身体機能の低下した方を地域包括センターや民生委員につなげたり、利用者同士が助け合ったり、子育て世代とのふれあいなど多世代交流の場にもなっています。

まるだい食堂の厨房スタッフやミニデイの講師は有償ボランティアです。また、地域の子どもの生活支援「こども♬まるだい」も定年退職者を中心に教員経験者による有償ボランティアで支えられています。こうした事業こそが市民が求めているものであり、安心して暮らせる社会づくりに結びつくものです。市民が市民を擁護することが私たちのミッションだと考えています。地域の課題はそこに住んでいる人だからこそ理解し、解決の糸口を探ることができるのです。

藤たすけあい(ぐるーぷ藤ホームヘルプ事業)

私たちが一番大切にしているものは、自分らしく生きる上で公的なものでは対応できない事業であり、ぐるーぷ藤発足の時から行っている「本来事業」です。「たすけあいサービス」は、産前1ヶ月、産後6ヶ月のお手伝いを1時間500円ワンコインで支援します。「ふれあいサービス」では手助けを必要としている高齢者や、子育て中の方などに日常的な家事や介護保険ではできない支援をします。

※現在はサービスを提供していません。

レストラン(オハナ マハロ)

地域に開かれた福祉マンションのシンボルとして、どなたでも気軽にご利用いただけるレストランです。
ハワイ語で、オハナは「家族」、マハロは「ありがとう」という意味です。アットホームな雰囲気のなかで、日替りランチを中心として、午後のティータイムにもご利用いただけます。

レストラン オハナ
レストラン オハナ
レストラン マハロ
レストラン マハロ
ボランティア すみれ

私たちが1992年に市民による福祉活動をはじめた後、国の社会福祉政策も法の改正がされ様々な変更がありました。2000年度より介護保険事業がスタートし、高齢者福祉は一歩前進しましたが、障がい者福祉や子育て支援は立ち遅れていました。
そこで「ぐるーぷ藤」の設立10周年記念事業としてボランティア活動「すみれ」を立ち上げ、ぐるーぷ藤一番館や知的障害者施設へのボランティア活動を行いながら、制度の谷間にあって対応が難しい支援に対して、柔軟性のある活動をすすめています。2008年度ぐるーぷ藤より独立し「ボランティアすみれ」となりました。